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いしかわこどもファミリー歯科

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2024.06.30

歯周病になった時に何をするべきか?【新潟市西区の歯医者が解説!】

皆さん、こんにちは。新潟市西区の歯医者いしかわこどもファミリー歯科です。今回は、歯周病についてお話しします。歯周病は、歯を支える歯茎や骨に影響を及ぼす病気であり、早期発見と治療が重要です。ここでは、歯周病になった時にすべきことについて詳しく解説します。

 

▼歯科を受診して診断を受ける

歯周病が疑われる場合、まずは歯科を受診して正確な診断を受けることが重要です。歯周病は初期段階では自覚症状が少なく、放置すると進行してしまいます。歯科医師は歯茎の状態や噛み合わせのチェック、レントゲン撮影などを行い、正確な診断を行います。患者さん自身が早期発見に努め、定期的な歯科検診を受けることが予防と早期治療の鍵となります。

 

▼歯周病治療を受ける

歯周病と診断された場合、適切な治療を受けることが必要です。治療は、歯石除去やスケーリング、ルートプレーニングなどのクリーニングから始まります。これにより、歯垢や歯石が取り除かれ、歯茎の炎症が改善されます。進行した場合は、外科的な治療が必要になることもあります。歯周病治療は継続的なものであり、定期的な歯科訪問が求められます。患者さんは歯科医師と協力して、治療計画を立て、適切な治療を受けることが大切です。

 

▼セルフケアを徹底する

歯周病の予防と治療には、日々のセルフケアが欠かせません。正しい歯磨き方法を身につけ、歯ブラシだけでなくデンタルフロスや歯間ブラシも活用しましょう。食後には口腔内の清潔を保つために、うがいや洗口液を使用することも有効です。また、噛み合わせのチェックも重要で、異常があれば歯科医師に相談することが推奨されます。お子さんや親御さんも、一緒にセルフケアを徹底し、家族全員で歯周病予防に努めることが大切です。

 

▼歯周病を放置するとどうなる?

歯周病は、初期段階では自覚症状が少ないため、軽視されがちです。しかし、放置すると歯茎や歯を支える骨に深刻なダメージを与え、最終的には歯を失うことになる点に注意が必要です。

 

◎歯周病の進行とその影響

歯周病が進行すると、歯茎の炎症が悪化し、歯と歯茎の間に深いポケットが形成されます。このポケットには細菌が溜まりやすくなり、炎症がさらに広がります。放置すると、歯を支える骨が徐々に破壊され、歯がぐらぐらと動揺し始めます。最終的には、歯を支える構造が崩壊し、歯が自然に抜け落ちることもあります。特に、噛み合わせに問題がある場合、歯周病の進行が早まることがあります。

 

◎全身への影響

歯周病を放置することで、口腔内の問題だけでなく、全身への影響も懸念されます。歯周病の細菌や炎症物質は血流に乗って全身を巡り、心血管疾患や糖尿病、呼吸器疾患など、さまざまな健康問題のリスクを高めることが知られています。特に高齢者や持病のある方は、歯周病の管理が全身の健康維持に直結するため、早期の治療と予防が重要です。

 

◎早期発見と治療の重要性

歯周病を放置することは、取り返しのつかないダメージを招くことになります。したがって、歯周病が疑われる場合は、すぐに歯科を受診し、適切な診断と治療を受けることが必須です。患者さん自身がセルフケアを徹底し、定期的な歯科検診を受けることで、歯周病の進行を防ぐことができます。また、お子さんや親御さんも、一緒に歯の健康に対する意識を高め、家族全員で予防に努めることが大切です。

 

▼まとめ

歯周病になった場合は、まず歯科を受診して診断を受け、適切な治療を受けること、そしてセルフケアを徹底することが重要です。歯周病は放置すると進行し、歯を失う原因となるため、早期発見と治療が不可欠です。患者さん一人ひとりが歯の健康に対する意識を高め、日常的にケアを行うことで、健康な歯を保つことができます。定期的な歯科検診とプロフェッショナルケアを受けながら、家族全員で健康な歯を維持しましょう。

以上、新潟市西区の歯医者いしかわこどもファミリー歯科が解説しました。