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いしかわこどもファミリー歯科

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2024.09.10

親知らず抜歯のタイミングとその後のケア【新潟市西区の歯医者が解説!】

皆さん、こんにちは。新潟市西区の歯医者いしかわこどもファミリー歯科です。

親知らずは抜いた方がいいと言うけれど、生えてきても痛くなかったり、見えない場所だったり、どうしたらいいか分かりにくいですよね?

今回はそんな親知らず抜歯のタイミングについてご説明します。

 

1. 親知らずとは?簡単におさらいです

親知らずは、第三大臼歯とも呼ばれ、10代後半から20代頃に生える最後の永久歯です。上下左右に1本ずつ、合計4本生えることが多いですが、全て生えないこともあります。
最近だとだんだん顎が小さい傾向にあるので、親知らずが生えない、もしくは埋まったままという割合が増えてきています。

人により生え方が不規則で、しばしば口の中の問題を引き起こす歯です。
親知らずが問題を引き起こす原因は、その生え方にあります。
多くの場合、以下のようなパターンが見られます。

 

・埋まった状態

歯茎や骨に埋まったまま生えないことがあり、隣の歯を圧迫することがあります。

 

・斜めに生える

隣の歯に影響を与え、歯磨きが難しくなり虫歯や歯周病のリスクが高まります。

 

・部分的に生える

歯茎の一部が覆われているため、細菌が溜まりやすく、炎症や感染を引き起こすことがあります。

 

2. 抜歯が必要なケースと不要なケース

抜歯が必要なケース

・親知らずが隣の歯に悪影響を与えている
・感染や虫歯がある場合
・部分的に生えて衛生管理が難しい場合

 

抜歯が不要なケース

・親知らずが正常に生えていて、かみ合わせに問題がない
・口内の衛生状態が良好で、虫歯や炎症がない

 

3. 抜歯が必要なタイミング

以下のような場合、抜歯が推奨されます。

 

・痛みや炎症がある場合

親知らずの周囲に痛みや腫れがあると、抜歯が必要です。

 

・虫歯や歯周病のリスクが高い場合

親知らずが清掃しにくく、虫歯や歯周病になりやすい場合、抜歯が推奨されます。

 

・正しく生えていない場合

斜めや横向きに生えている場合、他の歯に悪影響を及ぼす可能性があるため、抜歯を考えるべきです。

 

4. 親知らず抜歯のリスクと対策

親知らずの抜歯にはいくつかのリスクがありますが、適切なケアをすればリスクを恐れる心配はありません。

 

・出血

抜歯後に出血が続くことがありますが、ガーゼで圧迫することで止血できます。

 

・感染

感染のリスクがありますが、抗生物質や術後のケアで予防できます。

 

・ドライソケット

血がうまく固まらないと、痛みを伴うドライソケットが発生することがあります。
術後の指示を守り、予防しましょう。

 

5. 回復を早めるためのコツ

抜歯後は通常1〜2週間で回復します。以下のポイントに気をつけると、回復がスムーズになります。

 

・患部を清潔に保つ

口内の清潔を心がけ、歯科医の指示に従ってケアしましょう。

 

・運動や飲酒を控える

数日間は体を休めるため、運動や飲酒を控えましょう。

 

・バランスの取れた柔らかい食事

柔らかい食事を中心に栄養をしっかり摂りましょう。

 

6. よくある質問

Q.親知らずの抜歯は痛いですか?
A. 抜歯は局所麻酔を使用するので、痛みはほとんど感じません。術後の痛みは、処方された鎮痛剤でコントロールできます。

Q.親知らずは全て抜く必要がありますか?
A. 全ての親知らずを抜く必要はありません。生え方や症状に応じて、必要な処置を行うことが大切です。

 

新潟市西区の歯医者いしかわこどもファミリー歯科では、歯についての様々なお悩みを解決します。疑問・質問などありましたら、ぜひ当院にご相談ください。