WEB予約 電話する アクセス
いしかわこどもファミリー歯科

NEWS

2024.07.16

小児矯正のデメリットとは?【新潟市西区の歯医者が解説!】

皆さん、こんにちは。新潟市西区の歯医者いしかわこどもファミリー歯科です。小児矯正は、お子さんの歯並びや噛み合わせを整えるための治療法として多くの親御さんに選ばれています。しかし、矯正治療にはメリットだけでなくデメリットも存在します。この記事では、小児矯正のデメリットについて詳しく解説します。これから矯正治療を検討されている親御さんにとって、治療のリスクや負担について理解していただくための参考にしていただければと思います。

 

▼小児矯正に伴う5つのデメリットについて

  1. 治療費の負担

小児矯正は、長期間にわたる治療が必要なため、治療費が高額になることが一般的です。保険適用がある場合でも、自己負担額が大きくなることがあります。特に、複数の治療段階を経る場合や、矯正装置の交換が必要な場合には、費用がかさむことが考えられます。定期検診の費用も含め、総額でどの程度の費用が必要になるのかを事前に把握しておくことが重要です。

 

  1. 治療期間の長さ

小児矯正は、短期間で完了する治療ではありません。平均して2~3年、場合によってはそれ以上の期間がかかることがあります。この期間中、お子さんは矯正装置を常に装着する必要があり、日常生活においても注意が求められます。特にスポーツや楽器演奏など、装置が影響を及ぼす場面では不便を感じることがあるでしょう。

 

  1. お子さんへの心理的影響

矯正治療中のお子さんは、見た目や装置の不快感から心理的なストレスが生じることがあります。学校や友人との関係においても、矯正装置が原因でからかわれたり、気後れしたりする場面があるかもしれません。親御さんとしては、お子さんの心理的負担を軽減するために、適切なサポートが求められます。

 

  1. 食生活の制限

矯正装置を装着している期間中は、食べ物にも注意が必要です。硬い食べ物や粘り気のある食べ物は装置を破損させる恐れがあるため、避けるべきです。これにより、お子さんの好きな食べ物を制限しなければならないことがあり、食事の楽しみが減少することもデメリットの一つと言えます。

 

  1. 定期的な通院の必要性

矯正治療中は、定期的な通院が不可欠です。通常、1~2ヶ月に一度のペースで通院し、装置の調整や経過観察を行います。この通院スケジュールに合わせて、学校や親御さんの仕事を調整する必要があり、家族全体の負担となることがあります。特に、忙しい家庭では通院スケジュールの調整が難しく、ストレスとなることがあるでしょう。

 

▼デメリット以上のメリットが得られる?

ここまでは小児矯正に伴うデメリットを解説してきましたが、それだけを聞くと、こどもの頃に矯正治療を受けるのは良くないことに感じるかもしれませんね。けれども小児矯正では、デメリット以上のメリットが得られることから、多くのお子さんにオススメできます。小児矯正に伴うメリットに関しては、前回のコラムをご覧ください。もちろん、おとなになってから歯列矯正を受けるという選択肢もありますが、こどもの頃でなければ得られない矯正効果もあるため、歯並びの治療を開始するタイミングは慎重に検討する必要があります。

 

▼まとめ

小児矯正は、お子さんの歯並びや噛み合わせを整えるために有効な治療法ですが、その一方でデメリットも存在します。治療費の負担や長期間にわたる治療、お子さんへの心理的影響、食生活の制限、定期的な通院の必要性など、親御さんはこれらの点を十分に理解し、治療を進めることが大切です。新潟市西区の歯医者いしかわこどもファミリー歯科では、親御さんとお子さんの負担を最小限に抑えるために、丁寧なカウンセリングとサポートを提供しています。お困りのことがあれば、いつでもご相談ください。