ご心配の理由は、全体で必要な金額が事前に不明瞭であることから来る場合も多いと思います。当院のこども矯正は、分析・形態の矯正・機能の矯正までが1セットで490,000円です。期間も2年間としています。この中には治療中に追加される装置の費用、通院した際の「再診料（2年分）」（通常は1月あたり5,500〜7,700円）なども含まれています。

歯の生えていない、まだ小さなお子さまから受診いただけます。それぞれの年齢や発達に応じたむし歯予防の取り組みができます。ご心配なことはなんでもご相談ください。

小児矯正の無料相談を行っておりますので、お子さまの歯並びについて気になっている点や、矯正治療についてご不安な点を教えてください。現在のお子さまの歯並びについてや、今後の見通し、治療法や期間・費用について詳細にご説明いたします。

予定通り診療を進めるため、予約制とさせていただいております。「ケガをした」「強い痛みがある」など緊急性の高い場合はその限りではありませんので、その際はお電話にてお問い合わせください。

まずはご予約ください。傷みが激しい場合できるだけ優先してお時間をとらせていただきます。痛みの原因は多くの場合、むし歯直接の影響ではなく、応急的な処置やお薬を飲んでいただくことで解消できることがほとんどです。当日は応急処置を行い、必要があれば後日に時間を確保して治療をさせていただきます。

未知の場所は、誰でも怖いのではと思います。怖がっているお子さまをそのまま無理にユニットに座らせて治療するようなことはいたしません。まずは歯科医院を「怖くない・安心な場所」であると、親子で感じていただくことが第一歩です。ユニットに座って何をするのか、この機械は何なのか、少しずつ知って慣れていただきます。本当に安心であるとお子さんが納得されてから治療に入ります。治療以前にできることはいくつもありますので、まずはお子さまに「楽しい場所に行く」とお話をされてご来院いただけると嬉しいです。

矯正治療中は固定式の器具がお口の中に入ることもありますが、ほとんどは簡単な構造の器具ですので、普段と変わらない歯磨きができます。矯正治療期間中は基本的に1ヶ月に一回来院していただきますが、その際にもお口の中の清掃をさせていただく他、通常通り3ヶ月に一度の虫歯予防のためのフッ素と口腔内の清掃、検診は並行して行いますのでご安心ください。

むし歯で乳歯を早期に失ってしまうと、その後の歯並びに悪影響を与えてしまうことがあります。また、乳歯の時期にむし歯を作ってしまうということは、お口の中がむし歯を作りやすい環境になっているということなので、その後に生えてくる永久歯にもむし歯を作ってしまうことがほとんどです。永久歯をむし歯で失わないためにも、乳歯の頃からむし歯予防に取り組むことが大切です。

当院の小児歯科は、まずユニットに座って治療を受けられるかどうか、その見極めを大切にしています。不安感の中で無理にユニットに座らせて、むし歯治療への恐怖心を植え付けてしまうことは避けたいと考えています。ユニットで治療できるようになるまでは、衛生士や医師の膝上で、むし歯予防もしくは進行をストップする保全策を行います。むし歯の治療はユニットに座れるようになってからでも遅くありません。

多くのこどもたちが歯並びや顎の成長に問題を抱えています。最近の研究報告から、口呼吸・舌の突出癖・逆嚥下（間違った飲み込み方）・指しゃぶりなど、「お口周りの筋機能の癖」が歯並びに多くの影響を与えることがわかっています。これらの問題は従来型のブラケット（ワイヤー矯正）を使用した矯正治療では解決できません。

乳歯が抜けない原因として、生え変わるはずの永久歯が元々つくられていないこと（先天欠損）や、顎の成長不足によりスペースが無くて永久歯がうまく生えてこれずにいることなどが考えられます。こういった場合、レントゲンを撮影して診査することで原因がわかることがほとんどです。まずは受診して、お口の中を見せていただければと思います。

せっかく長期間かけて歯列を矯正しても、その後元に戻ってしまうケースは残念ながらあります。多くは舌や顎の動き、いわゆる「機能」が原因です。当院では極力元に戻らないように、「見た目＝形態」の矯正の後に、マイオブレースを使った「機能」の矯正を行っています。

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