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いしかわこどもファミリー歯科

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2024.06.24

虫歯を放置したらどうなるのか?【新潟市西区の歯医者が解説!】

皆さん、こんにちは。新潟市西区の歯医者いしかわこどもファミリー歯科です。今回は、「虫歯を放置したらどうなるのか?」についてお話しします。虫歯は誰にでも起こりうる歯のトラブルですが、そのまま放置すると健康に大きな影響を及ぼす可能性があります。この記事では、虫歯の基本的な情報と、放置することで起こるリスクについて詳しく解説します。

 

▼そもそも虫歯とは

虫歯とは、歯の表面が細菌により溶かされる病気です。口の中には多くの細菌が存在し、特に糖分を好むミュータンス菌が虫歯の主な原因となります。食べ物や飲み物に含まれる糖分が口の中に残ると、この細菌が酸を生成し、歯のエナメル質を溶かします。初期の虫歯は目に見えないことも多く、痛みが出るまで気づかないことがあります。

 

◎虫歯の進行について

初期の段階では、白い斑点が歯に現れることがありますが、これを見逃すことが多いです。次第に虫歯は進行し、エナメル質の下の象牙質に達すると、痛みを伴うことがあります。さらに進行すると、歯の神経に達し、強い痛みや歯の欠損が生じることがあります。

 

▼虫歯を放置することで起こること

虫歯を放置することで、以下のようなリスクが生じます。

痛みの増加:虫歯が進行すると、痛みが増してきます。最初は冷たいものや甘いものに対して敏感になる程度ですが、進行すると、何もしていなくても痛むようになります。この痛みは非常に強く、日常生活に支障をきたすことがあります。

感染が拡大するリスク:虫歯が進行して歯の神経に達すると、細菌が歯の根の先にまで及び、根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)や骨髄炎(こつずいえん)といった深刻な感染症を引き起こすことがあります。これにより、顔や首にまで腫れが広がることがあり、緊急の医療処置が必要になることもあります。

歯の欠損:虫歯がひどくなると、歯が崩れてしまうことがあります。特に噛み合わせの重要な役割を果たす奥歯が失われると、食事がしにくくなるだけでなく、噛み合わせのバランスが崩れ、他の歯にも影響を及ぼす可能性があります。

口臭の悪化:虫歯が進行すると、口臭が悪化することがあります。これは、虫歯の中で細菌が増殖し、その代謝産物が口臭の原因となるためです。口臭は対人関係にも悪影響を与えるため、注意が必要です。

全身への影響:口腔内の感染が全身に広がることもあります。例えば、心内膜炎や敗血症といった全身疾患に関連することが知られています。特に持病のある患者さんは注意が必要です。

心理的な影響:虫歯が進行して歯が欠損すると、笑顔に自信が持てなくなり、心理的なストレスを感じることがあります。これは特にお子さんにとっては大きな問題で、社会生活にも影響を及ぼすことがあります。

治療が難しくなる:初期の段階であれば比較的簡単な治療で済む虫歯も、進行すると治療が複雑になり、治療費も高くなる傾向があります。また、痛みや不快感も増し、通院回数が多くなることもあります。

 

▼まとめ

虫歯を放置することは、さまざまな健康リスクを伴います。痛みや感染症、歯の欠損などの直接的な問題だけでなく、口臭や全身への影響、心理的なストレスといった間接的な問題も引き起こします。虫歯は早期発見・早期治療が最も重要です。定期的な歯科検診を受け、虫歯の予防に努めましょう。新潟市西区の歯医者いしかわこどもファミリー歯科では、患者さん一人ひとりに合った最適な治療を提供しておりますので、虫歯の心配がある方はぜひご相談ください。

虫歯を放置せず、健康な歯を保つために、日々のケアと定期的な検診を欠かさないようにしましょう。