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いしかわこどもファミリー歯科

NEWS

2024.05.24

【小児歯科の専門医がやさしく解説】フッ素入り歯みがき粉があれば、歯医者でのフッ素塗布はいらない?

こんにちは。
新潟市西区の歯医者「いしかわこどもファミリー歯科」院長の石川です。
小児歯科の専門医として、地域のこどもたちとご家族の「むし歯ゼロ」を目指して日々診療しています。
今回は、ママ・パパ・妊婦さんからよく聞かれるこんな疑問にお答えします。
 
Q.フッ素入り歯みがき粉があれば、歯医者でのフッ素塗布はいらない?
A.フッ素入りの歯みがき粉を使っていても、歯医者さんでのフッ素塗布は必要です!
それぞれに“役割”が違うので、どっちかだけではちょっともったいない。

両方をうまく使い分けるのが、むし歯予防のコツなんです。
今回はその理由を詳しく説明していきます!
 

フッ素ってなに?

まずはフッ素についてです。
フッ素は、歯科の予防分野では、フッ化ナトリウム(NaF)などの「フッ化物」が用いられます。
 

フッ素には三つの虫歯予防効果があります。

1. 歯を強くする
2. 再石灰化を促す
3. むし歯菌の活動をおさえる

 
おうちでできるフッ素ケアについて

フッ素入り歯みがき粉(950〜1450ppm)
・毎日のケアに取り入れやすいのが魅力!
・特に「寝る前」の使用がおすすめ。夜は唾液が減るので、フッ素がじっくり効きます。

フッ素ジェル・洗口液
・歯みがき後の仕上げにぴったり
・強くすすがず、軽く吐き出す程度でOK
・アルコールなしのタイプなら、お子さんや妊婦さんも安心です
▶ 子供のむし歯ページはこちら

歯科医院でのフッ素塗布について
・高濃度のフッ素(約9000ppm!)で、歯のガード力がぐんとアップ
・プロが丁寧に塗るのでムラなし&安心
・定期検診と一緒にできるので、むし歯のチェックもバッチリ!

 

どっちも大事!自宅ケアと歯科の違い

自宅ケア 歯科医院ケア
頻度 毎日 3か月に1回
フッ素濃度 950〜1450ppm 約9000ppm
目的 習慣としてのむし歯予防 強力ガード&チェック

妊婦さん・ママへ:0歳からの予防、はじめませんか?
「まだ歯がないのに、歯医者さんって早すぎ?」
…実はそんなことないんです!
・妊娠中の口腔ケアも、赤ちゃんのむし歯リスクに影響することがわかっています
・歯が1本でも生えたら、歯医者デビューのタイミング!
▶初診の流れはこちら

まとめ
フッ素入り歯みがき粉はむし歯予防の「日々の予防&習慣化」。
歯科医院でのフッ素塗布は「プロによる集中ケア」。
両方を上手に取り入れることが、むし歯ゼロの近道です!

お子さまの歯並びが気になる方は…
▶ こどもの矯正についてはこちら

 
新潟県新潟市西区にある歯医者、いしかわこどもファミリー歯科では24時間WEB予約を承っております。
少しでも気になることがございましたら、是非一度ご予約いただき、ご来院ください!

院長 石川

■監修者:
医療法人社団 IDC いしかわこどもファミリー歯科
理事長 石川 福太郎

■理念:
「12歳までにむし歯ゼロ・健全な歯並びを達成し、こどもへの最高の贈り物を贈るお手伝いをする」